シンガポールでDBS銀行のクレジットカードを作りたいけど、どのクレジットカードを選べば良いか分からない人も多いのではないのでしょうか?
その疑問を解決するために、シンガポールで10枚以上のクレジットカードを持ち、月にS$250のキャッシュバックを得ている筆者が、シンガポールのDBS銀行のおすすめクレジットカードをまとめました。
- DBS銀行でクレジットカードを作るメリット
- おすすめのDBSクレジットカード
を解説するので是非参考にして下さい。
DBS銀行のクレジットカードを作るメリット
DBS銀行のクレジットカードを作ると2つのメリットがあります。
- DBS銀行の預金に対してボーナス金利が得られる
- クレジットカードの特典が得られる
この2つのメリットを順番に解説していきます。
DBS銀行の預金に対してボーナス金利が得られる。
シンガポールのDBS銀行のボーナス金利についてまとめた以下の記事でも解説しましたが、DBS銀行では2つの条件を満たすだけで2%近いボーナス金利を得る事が出来ます。
その条件とは
- DBSのクレジットカードを利用する事
DBSの銀行口座を給与の振り込み口座にする事
の2点です。「DBSの銀行口座を給与の振り込み口座にする事」は会社の事務の方にお願いすればすぐにできます。
大事なのは、 DBSクレジットカードを作って使う事です。
1S$でもクレジットカードを使えばボーナス金利ゲットです。実はこの条件、他の大手銀行と比較しても、非常にゆるいハードルとなっています。
一方でDBS銀行の場合は、月に最低S$1でも利用すれば、2%近いボーナス金利をゲットできます。
月々のクレジットカードの利用が少ない方でも、DBS銀行のクレジットカードると安心してボーナス金利を得る事ができるところが大きなメリットとなります。
クレジットカードの特典が得られる
DBS銀行のクレジットカードのメリットはボーナス金利だけではありません。当然クレジットカードそのものにも特典があります。
日本のカードも同じですが、クレジットカードの利用に応じて、キャッシュバックやマイルを得る事が出来ます。
なによりもクレジットカードの特典がすばらしい
そんなすばらしいDBSのクレジットカードの詳細を解説していきます。
DBS銀行のおすすめクレジットカード
DBS銀行が発行しているクレジットカードのなかから、使い勝手がよさそうなカードを選び、審査条件・年会費・特典・還元率などの情報をまとめました。
DBS Live Fresh Card (VISA)
条件 | 外国人:年収S$45,000以上、 シンガポーリアン・PR:年収 S$30,000以上 |
年会費 | S$128(初年度無料、Fee Waiver可) |
家族カード年会費 | S$64.2(初年度無料、Fee Waiver可) |
キャッシュバック | ・Visa PayWave、Apple Pay、Samsung PayやGoogle Pay等の 非接触決済で5%のキャッシュバック。最大S$20/月まで。 ・オンラインショッピング:5%。最大S$20/月まで。 ・その他のカテゴリー:0.3%のキャッシュバック。 最大S$20/月まで。 キャッシュバックの上限はS$60/月。 |
最低使用額 | S$600/月 満たさない場合は全カテゴリーで0.3%のキャッシュバック |
外貨手数料 | 2.80% |
シンガポール内では多くのお店でVisa PayWave等の非接触決済が利用できるので、結構どこでも5%のキャッシュバックをゲットする事ができます。
シンガポール以外の国では非接触決済が普及していない国も多いので、海外旅行や出張が多い人には不向きなカードとなります。
ちなみに筆者もこのカードを持っており、毎月S$40のキャッシュバックをゲットしています。
DBS Altitude Card(VISA、American Express)
条件 | 外国人:年収S$45,000以上、 シンガポーリアン・PR:年収 S$30,000以上 |
年会費 | S$193(初年度無料、Fee Waiver可) |
家族カード年会費 | S$96.3(初年度無料、Fee Waiver可) |
旅行損害保険 | 最大S$100万まで(家族も含む) |
マイル | S$1=1.2マイル(シンガポール内での支払い) S$1=2マイル(シンガポール国外での支払い) S$1=3マイル(オンラインでの航空券購入やホテル予約) 特に、Expediaの予約ではS$1=6マイル、Kaligoの予約ではS$1=10マイル |
ラウンジ | 年2回までのPriority Pass airport lounge access の利用。 |
外貨手数料 | 2.80% |
マイルを貯められるカードです。月々の最低使用額がないのでマイペースにマイルを貯める事ができます。
旅行損害保険の付帯や年2回のプライオリティパスのラウンジを利用できるなど、海外旅行に行く人におすすめのカードです。
また交換できるのは航空会社のマイルだけではなく、スーパー、デパートの商品券やレストランの食事券に交換する事もできるので、臨機応変に活用する事ができます。
利用制限がないためとりあえずカードを持っておきたい人、海外での利用が多い人におすすめとなります。
DBS Takashimaya Card (VISA、American Express)
条件 | 外国人:年収S$45,000以上、 シンガポーリアン・PR:年収 S$30,000以上 |
年会費 | S$193 (初年度無料、年S$6,000以上の利用で次年度年会費負担なし) |
家族カード年会費 | S$96.3(初年度無料、Fee Waiver可) |
リベート | シンガポールの高島屋での買い物でS$10=2 TAKAポイント。 100 TAKAポイント(S$500)でS$30のクーポン(実質6%還元)。 高島屋以外での利用はS$2000でS$10の高島屋クーポン(実質0.5%)。 |
特典 | 高島屋でのセール時に追加で10%オフ。 |
最低使用額 | なし |
外貨手数料 | 3.00% |
同僚のシンガポーリアンが持っていたこの高島屋カード。高島屋のみの買い物に限定するのであれば実質6%の還元、セール時の追加のディスカウントと非常にお得なカードです。
American ExpressとVISAのどちらかを選べますが、American Expressの方がポイント還元率が良いです。
POSB Everyday Card (MASTER CARD)
条件 | 外国人:年収S$45,000以上、 シンガポーリアン・PR:年収 S$30,000以上 |
年会費 | S$193(初年度無料、Fee Waiver可) |
家族カード年会費 | S$96.3(初年度無料、Fee Waiver可) |
キャッシュバック | ・Sheng Siongの買い物で5%のキャッシュバック。 ・3%のキャッシュバック:Watosonでの買い物。シンガポールでの医療費の支払い。 ・1%のキャッシュバック:公共料金の支払い、インターネットの支払い。 ・0.3%:その他の用途 ・オンラインフードデリバリーで15%のキャッシュバック (総額S$800/月以上の利用の場合) ・食事の利用で5%のキャッシュバック(総額S$800/月以上の利用の場合) ・キャッシュバックの最大額はS$50/月まで。 |
最低使用額 | なし |
外貨手数料 | 2.80% |
POSBのキャッシュバックカードです。POSBはDBS傘下となっていますので、POSBの口座がなくてもカードを作る事ができます。
もちろん、このクレジットカードでもDBSのボーナス金利の対象となるのでご安心下さい。
このカードの最大の魅力は、キャッシュバックカードなのに、カードの最低利用額の制限がないことです。
最低利用額がないので、安心して利用する事ができます。
また月々S$800を超えて利用する場合、オンラインフードデリバリーで15%、食事での利用で5%と高還元です。
キャッシュバックは最大S$50/月までと少ないですが、非常に使いやすいカードではないかと思います。
シンガポールDBS銀行のクレジットカード以外のおすすめ
DBSのおすすめクレジットを紹介してきましたが、正直に言ってしまうと、DBSのクレジットカードは他の銀行と比べると少し劣る印象です。
ただし、DBS銀行のボーナス金利を得るための条件としてDBSのクレジットカードは必要です。
ですので、クレジットカードの特典を最大限利用するためには、DBSのクレジットとは別に、メインカード作るというのも一つの選択肢です。
メインカードで、特におすすめなのがCITI BANK(シティバンク)のクレジットカードです。
シティバンクのクレジットカードはシティバンクの口座を開設する必要がないため、気軽にカードを作る事ができます。
シンガポールのCITI BANKのおすすめクレジットカードでどのクレジットカードを作れば良いか解説していますので合わせてご覧ください。
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