皆さんはどのような携帯電話のプランに入っているでしょうか?我が家の使用状況は以下の通りです。
- 私:会社が契約したSIM。
- 妻:プリペイドSIM。データが無くなり次第、TOP-UPをしています。
現在はこれで満足していますが、最近、同僚から妻用にSIMオンリープランを勧められました。調べてみると非常にお得なプランとなっておりますので、紹介させていただきます。
SIMオンリープランとは
その名の通り、SIMカードだけの契約プランです。通話料金とデータ使用料金だけが含まれており、携帯の端末料金は別となります。
日本では、携帯端末料金と通話、データ使用量金を合わせて月々の携帯支払いプランとなっている場合が多いと思いますが、シンガポールでは、携帯端末は携帯端末で、SIMはSIMでと別々で購入/契約するのが普通です。
従って、SIMオンリープランを利用する場合は、SIMフリーの携帯端末が必要となります。
SIMオンリープランの料金比較(メジャー3社)
シングテル(Singtel)、スターハブ(Starhub)、M1のシンガポール通信業界のメジャー3社のSIMオンリープランの料金比較をしてみました。
- GOMO(SingatelのSIMオンリープランブランド)
- GIGA(StarhubのSIMオンリープランブランド)
- M1
Singtel | Starhub | M1 | |
プラン | GOMO | giga | mySIM 20 |
価格 | S$20/月 | S$25/月 | S$25/月 |
データ/月 | 20GB | 25GB(2か月間持ち越し可) | 30GB(週末は無制限) |
通話時間 | 200min | 1000min | 1000min(M1携帯間は無制限) |
SMS | 200通 | 1000通 | 1000通 |
Incoming call | 無料 | 無料 | 無料 |
Caller ID | 無料 | 無料 | 無料 |
登録料 | 無料 | 無料 | S$48.15(新規登録で無料) |
配送料 | 無料 | S$2 | 無料 |
最も安いシングテルのGOMOのプランでさえ20GB/月のデータ使用、200分の無料通話なので、通常使用には全く問題ないと思います。
私も会社契約の携帯でなければ、間違いなくシングテルのGOMOプランを選んだと思います。
以上、シングテル(Singtel)、スターハブ(Starhub)、M1の3社のSIMオンリープランの比較でした。
以降、最も料金が安くおすすめなシングテルのSIMオンリープランのGOMOの説明をします。
シングテル(Singtel) のSIMオンリープラン”GOMO”
GOMOとはシンガポールの通信最大手であるシングテル(Singtel Pte. Ltd)が2019年3月25日スタートしたフリーSIMプランのブランドとなります(GOMOはGet Out More Oftenの略)。
GOMOの内容はザックリ次の通りです。
- 20GBのデータ通信/200分の無料電話/200通の無料SMS
- Caller ID(発信者番号通知)とIncoming Callが無料
- 登録料、配送料が無料
- 海外ローミング(通話)は無し
20GBのデータ通信/200分の無料電話/200通の無料SMS であれば大抵の人は十分かと思います。またGOMOではS$20/月以外に別の費用は掛かりません(登録料とか配送料とか)ので、安心して使う事が出来ます。
一つだけマイナスを挙げるとすれば、海外ローミング(通話)が出来ない事です。
GOMOの提供する海外ローミングはデータ通信のみで海外での国際電話やSMSは出来ません。旅先でのレストラン予約などの通話はできませんので、海外に良く旅行に行く人は不便さを感じるかもしれません。
また海外でのデータ通信もオーストラリア、香港、インドネシア、マカオ、マレーシア、フィリピン、台湾、タイ、日本、韓国の10カ国に限られています(1GB S$10)。
また別途販売しているTravel SIMについても対象国は同じです。料金体系が異なっており、3GM S$20 10日間ですが、同様に電話はできません。
旅行先で電話を使う可能性がある場合は、現地で使い捨てのプリペイドSIMを購入する事をお勧めします。
GOMOの購入方法
GOMOの購入はGOMOの公式ホームページから購入する事が出来ます。 https://gomo.sg/home
購入にあたっては新規の電話番号を取得するか既存の電話番号を引き継ぐかを選ぶ事が出来ます。
今までシンガポールで携帯をもってなかった人は迷わず新しい番号を入手。電話番号を引き継ぐ場合は、今契約している電話番号の解約条件を良く調べてから切り替える事を推奨いたします。
GOMOの契約が完了した時点で、現在契約している電話番号は自動的にGOMOに引き継がれます。
プリペイドのSIMからの番号引継ぎは出来ませんのでご注意下さい。
Step 1 携帯番号の選択、または引き継ぎ
トップページからGOMO Mobileをクリックし、その先でBUY GOMOをクリック。
次のページでは、新しい携帯番号を取得するか、今使っている携帯番号を引き継ぐかを選ぶ事が出来ます。
もちろん引き継ぐ事が出来るのはシンガポールの携帯番号のみですので、初めてシンガポールで携帯を持つ場合はGet A New Numberからお好きな番号を選んでください。
携帯番号を引き継ぐ場合は、KEEP MY EXISTING NUMBERから引き継ぐ携帯番号を入力しNEXTを押してください。
Step 2 SIMの配達日時と住所の入力
希望の日時を選択し住所を入力し、問題なければNEXTを押して下さい。
Step 3 個人情報入力
次は個人情報の入力です。
名前や住所、EPやDP、SPassの情報と写真を添付。
内容に問題なければNEXTをクリック。
Step 4 カード情報入力
次はカード情報の入力です。
お持ちのマスターカードまたはVISAのデビットまたはクレジットカードを登録して下さい。このカード情報はGOMOのアプリに登録され、月々の料金の引き落としされます。
と指示に沿って登録が完了すると、登録の住所にSIMカードが送られてきます。後はSIMカードを使い始めるだけです。
まとめ
シンガポールの携帯電話料金プランのSIMオンリープランでは月々20GBのデータ通信、200分以上の通話が、S$20/月~ で購入する事ができます。
今回は、シングテル、スターハブ、M1のメジャー3社の比較と、シングテルのSIMオンリープラン”GOMO”について詳しく紹介しました。
もちろん上記3社以外にもSIMオンリープランはありますので、皆さんの使用状況に応じた最適なプランを選択し、携帯電話料金をお得にしましょう。
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