シンガポールの電気代を安くする方法【電力自由化】

お得情報

シンガポールの電気代って高いですよね。赤道直下で高温多湿ですし、窓に網戸もないので、どうしても年中クーラーをつけっぱなしにしてしまいます。

その高い電気代を安くする方法があります。それはSPグループ以外から電気を買う事です。

2018年4月より段階的に電力自由化がスタートしました。2019年5月1日にてシンガポールの全エリアでSPグループ以外の小売り電力業者から電気を購入する事ができるようになりました。

電力自由化によって20%程度電気代を安くする事ができます。このページではシンガポールの電力自由化について、そしてどの様に電気代を安くできるかについて紹介します。

電力自由化【Open Electricity Market】とは

SPグループにより独占されていた家庭・法人向けの電力小売が全面自由化され、さまざまな業種の企業が電力の販売に参入できるようになりました。 今までよりも多くの企業・電力会社が、地域の枠を超えてサービスを提供できるようになりました。2019年5月1日時点では13社の小売り電力業者から選択し電気を購入する事ができます。

電力自由化の対象は

シンガポールでは郵便番号で5つのエリアに分割し、2018年4月1日より段階的に電力自由化がスタートしております。

エリアごとの電力自由化の開始時期は次の通りです。

  • Jurong Area:2018年4月1日から
  • ゾーン1 : 2018年11月1日から
  • ゾーン2 : 2019年1月1日から
  • ゾーン3 : 2019年3月1日から
  • ゾーン4 : 2019年5月1日から

2019年5月1日よりシンガポールのすべての地域で電力自由化が完了しています。つまりどのご家庭でもSPグループ以外の小売り電力業者から電気を購入する事が出来ます。

もちろん切り替えは絶対ではなく、これまでと同様にSPグループから電力を購入する事もできます。切り替えの期限もないので、じっくり検討し、小売り電力業者を選ぶ事もできます。小売り電力業者に切り替えた後でもSPグループに戻す事もできます。

電力供給については引き続きSPグループが担いますので、どの小売り電力業者を選んだとしても、電力供給については今までと変わりはありません。

切り替えのメリット

電気料金が安くなる!この一言に尽きます

なぜ電気が安くなるの?

小売り電力業者間の自由な競争による電気料金の低下が期待できるからです。

小売業者はビジネス戦略を基に、ターゲットとなる客層や自由な料金プランと契約期間を設定する事ができる一方で、SPグループは政府の承認に基づく料金プランを遵守、シンガポールのすべての家庭や企業に電力を供給する必要があり、自由に電力の供給先や契約期間を選ぶ事ができません。

料金プラン

SPグループはシンガポールのエネルギー市場監督庁(Energy Market Authority)が定める規制料金(4半期に一回改定)で電力を提供しておりますが、今回の電力自由化で各小売り電力業者は大まかに次の2つの料金プランを設定しています。

  • 固定料金プラン

既定の期間で一定の電力料金(例えば20セント/kWh)となるプランです。もちろんEMAが4半期に一回定める標準規定料金から高くなることもあれば低くなることもあります。と公式パンフレットに書いていますが、高くなることはほぼまずありません(そうしないと誰も選ばないですしね)。シンガポーリアンの同僚に聞くと、大半がこちらの料金プランを選んでいます。

  • 規制料金からの割引プラン

EMAの定める規定電気料金から一定の割引となるプランです。今まで同様に4半期毎に価格が変動してしまいますが、従来のSPサービスより確実に安くなります。

上記2つ以外にも様々な料金プランがありますので、ご使用に応じて好みの料金プランを選ぶ事が出来ます。

またSPサービスが提供する場合は、クレジットカード払いは特定のカードしか対応しておりませんでしたが、小売り電力業者は受け付けております。カードによっても電気料金支払いがキャッシュバックの対象となっていたりするので、よく確認頂くことをお勧めします。

切り替えのデメリット

複数の電力業者から最適の小売り電力業者を選ぶ事になりますが、次の2点がデメリットとして挙げられます。

  • 契約期間が存在する事
  • デポジットがある事。

契約期間は最低6カ月から12カ月、24カ月、36カ月等の様々な期間を選択することができます。もちろん契約期間が長いほどより低料金で電気を購入する事が出来ますが、契約期間中に解約する場合は解約料を支払う必要があります。ですので、駐在をされている方で任期が決まっていない人は注意して契約する必要があります。契約期間が存在しないプランもある様ですが、その場合の電気料金は少し割高になります。

業者によっては契約が自動更新となる場合もありますので注意が必要です。

また仮に契約期間後に契約を解除したとしても、元のSPサービスを利用する事も出来ますし、また異なる電力業者を選ぶ事も出来ます。

電力業者の選び方

  • ご使用の電力量
  • 固定料金か割引プランか
  • 契約期間と契約解除料金
  • デポジット

等に留意しながら以下のURLから最適の電力会社調べてその料金を比較してみましょう。
https://compare.openelectricitymarket.sg/#/home

具体的にどれだけ電気代が安くなるの?

実際にどれぐらい電気料金が安くなるか調べてみました。条件は以下の通りです。

  • 異動のリスクがあるため契約期間は6カ月。
  • 3-Roomのコンドミニアム(選択肢としてはAPARTMENTとなります)。
  • 平均の電気使用量は650kWh

上記条件で調べてみると、6社の小売り電気業者の8プランが該当しました。

最安値の見積もり価格は、GENECOが提供する固定料金プランでS$114.08/月。最も高い見積もり価格でもS$136/月ほどでした。元々のSPグループの電気料金がS$155/月でしたので最大でS$40/月、少なくともS$20/月程は電気代を安くすることができそうです。

まとめ

  • 電力自由化によってSPグループ以外の小売り電気業者から自由に電気を購入する事ができます。
  • 電力自由化によって最低でも15%、最大で25%程度、電気代を安くすることができます。
  • 電力供給や電線網の維持は引き続きSPグループが担うので安心して利用する事ができます。

以上、シンガポールの電力自由化【Open Electricity Market】についての紹介でした。契約期間という制約はありますが、電気代をお得にする事ができますので興味のある方は是非試してみてはと思います。

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